創作の世界にどっぷり浸っていた中学時代

創作の世界にどっぷり浸っていた中学時代

中学生の時、お話を書くのにはまっていました。ノートにファンタジー小説のようなものを綴っていたのです。あの当時はかなり暗い性格でほとんど喋らないから
クラスに友達もあまりおらず、一人の世界に引きこもっているのが好きでした。自分の部屋で小説を書いている時間だけが楽しみで、早く学校が終わらないかなといつも思っていました。

 

 

特に夜は妙にハイなテンションになり、想像の世界にも入っていきやすいから、夜中にベッドの上で書くのが大好きでした。そのときばかりは自分が冴えない中学生であることも忘れられて、空想の世界の中でのびのび冒険したり、巨大な悪の組織と戦ったり、魅力的な登場人物とドキドキ恋愛したりすることもできたのです。

 

 

このように空想の世界では充実していたのですが、リアルな世界では朝なかなか起きられなくなり、学校へ行くのがますます億劫になってしまいました。親が先に家を出る日などはたまにズル休みもしましたが、不登校になるほどではありませんでした。でも、授業中は小説のことばかり考えていたので、心ここにあらずといった感じでした。

 

 

 

また、小説だけに飽きたらず物語に登場するキャラクターのイラストを描くのも好きでした。美しいお姫様や格好いい勇者などをカラーで描いて、楽しんでいました。

 

 

 

基本的に一人で完結していた趣味でしたが、同じように創作好きな数少ない友達に小説を見てもらったことが数回あります。初めて彼女に自分の作品を読んでもらったときは、かなり緊張したのを覚えています。「面白かった」という評価をもらえたときは、とても嬉しかったものです。

 

 

 

今ではファンタジー小説は書いていないのですが、相変わらず文章を書くことが好きです。あの頃書いたものをみると随分稚拙だなと思いますが、あれだけ何かに夢中になれたのは後にも先にもないので、当時の熱量を思い出して懐かしくなります。地味で根暗な中学時代でしたが、あれも青春だったんだな、と思います。